水ロケット4号機 5/6試射結果

ホースカプラ無しに対応した3代目ランチャーと、3号機からノズルを廃止して1.5Lタンクに改造した4号機で打ち上げ実験してきました。

ランチャーとパラシュートに課題があって到達高度は20m程度でしたが、飛行は安定していました。

ランチャーの課題

まず1発目で100PSI(約7気圧)かけて、ロックを解除するも留め金が外れず不発。
え?マジでこれどうすんの??

ケチらずにドレーン付きの空気入れを買っておくべきだった。

ラッキーなことによく見るとちょっとずつ圧と水が抜けてる。しばらく待機して圧がほぼ抜けたところで留め金を外して解体。
地雷処理班の気分でした((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

ロックを解除しただけではうまく留め金が外れないことが分かったので、留め金を無理やり外に開くようにタコ糸で引っ張る機構をその場で追加。

2発目、60PSI(約4気圧)かけたところでホースの継ぎ目から漏れが発生して圧が上がらない。

今度はロック解除機構がうまく動作して発射。

ということで、ランチャーはホースの漏れを対策すれば完成。あと少し。

パラシュートの課題

20m程度上昇して頂点付近でパラシュートの放出を確認するも開傘せず。そのまま落下して、フィンがもげる程度の小破。

放出されたパラシュートを見るとシュラウドラインが巻き付いたままの状態です。開く気配がありません。

シュラウドライン

まずはこのシュラウドライン。樹脂の水糸を使っているのですが、巻きつけたままにしておくと形状を記憶してしまうっぽいのと、開くときに他の線と絡まって開きにくいので、材質をタコ糸に変更します。ちょっと質量増。

パラシュート本体

次に、パラシュート本体。

一つ目は折り癖がついていて開くときの抵抗が大きい。毎回開いて折り方の向き変えるのと、くっつかないようにベビーパウダーを塗布する。

二つ目は小さくたたみ過ぎてシュラウドラインを解けるほど風圧を受けられない。解くための風圧を受けるストリーマーを追加する。

GW休みもあと少しだけど、対策もあと少し。なんとか機体の完成まではいきたい。

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