屋根裏Linux

ASUS X200MA Debian8 WiFi設定と初期設定

投稿日:May 10, 2015 投稿者:camelinsect

前回ASUSのX200MAにDebian 8をインストールしましたが、インストール中にWiFiのドライバが無いと言われてそのままになってました。モバイルでWiFi使えないってのはないよねってことで、今回はWiFiを使えるようにするのと、その他ごく初期の設定について書きます。
以下の設定内容を見てもらうとわかると思いますが、インストールと設定変更に必要な最小限のことのみでチューニングはしてません。

今回の設定内容

作業ユーザーがsudoできるようにする
vimのインストールと設定ファイル作成
aptitudeで推奨パッケージをインストールしないようにする
フォルダ名の英語化
パッケージのインストール設定変更(non-freeも含める)
WiFi用モジュールのインストールと設定(本日のメインディッシュ)
WiFiモジュールの起動時読み込み設定(接続速度向上対策)

ではいってみよー

作業ユーザーがsudoできるようにする

安全に管理コマンドを実行できるようsudoを使うようにします。sudoコマンド自体はインストールされてた(と思う)ので、設定ファイルをいじります。この時点ではまだsudoできないので、rootユーザーにスイッチします。
su -

sudoの設定ファイルを編集するコマンドを実行。
visudo

標準テキストエディタ(なんもしてなければnano)が立ち上がるので、21行目に以下1行追加。
username ALL=(ALL:ALL) ALL

usernameのところはsudo権限を与えたいユーザー名にしてください。 修正したらCtrl+xで終了。保存するか聞かれるので、yを入力してエンター。
もう一度エンターでコマンドプロンプトへ戻ります。

rootから作業ユーザーへ戻る。
exit

vimのインストールと設定ファイル作成

設定ファイルをいじるのにviの上位版(?)のvimエディタをインストール。
sudo apt-get install vim

初回のsudoなので、注意書きが表示されますが気にしない。
ユーザーのパスを入力。apt-getの質問にはyで。

インストールが終わったらviコマンドでvimが起動するようにbashの設定をしておきます。
vim .bash_aliases
新しいファイルが開くので以下1行追加して保存終了
alias vi=’vim’ 追加した設定を有効にする
source ~/.bashrc

vimの設定ファイルをデフォルトのものをコピーしておきます。
cp /etc/vim/vimrc ~/.vimrc

設定はお好みで。私は以下のように設定してます。
18行目付近。色分け表示をオン
“ Vim5 and later versions support syntax highlighting. Uncommenting the next “ line enables syntax highlighting by default. syntax on ←この行の頭の”を消すと色分けされる。

さらに以下設定を追加(行番号表示、オートインデント、インデント幅をスペース2つ分にする) “ Personal settings set number “Display columun number set tabstop=2 “Set tab length set autoindent “Enable auto indent

aptitudeで推奨パッケージをインストールしないようにする

今までずっとapt-getを使ってきましたが、aptitudeに乗り換えようと思います。
なぜか?
aptitudeだとインストールパッケージのログが残せるみたいだからです。
ただし、apt-getだとインストールされなかった推奨パッケージがaptitudeだとインストールされてしまいます。なるべく余計なものは入れたくないので設定を変更して推奨パッケージをインストールしないようにします。

ちなみにAptitudeはデフォでインストール済みだったので、設定ファイルをいじります。
aptitudeのシステム設定ファイルは /etc/apt/apt.confですが、ファイルがありません。
デフォルト値は/usr/share/aptitude/aptitude-defaultsとのことなので、こいつを設定ファイルとしてコピーしていじることにします。
sudo cp /usr/share/aptitude/aptitude-defaults /etc/apt/apt.conf
sudo vim /etc/apt/apt.conf

元の設定ファイルは表示設定のみっぽい。最後に以下の1行を追加
Apt::Install-Recommends “false”; 保存して終了
これ以降はapt-getのかわりにaptitudeを使います。

参考ページ

aptitude設定ファイルリファレンス

フォルダ名の英語化

ユーザーのホームディレクトリ以下のフォルダが日本語名になっているとコマンドラインからアクセスしにくいので英語化します。
なるべく簡単な方法で実施する為、ツール(xdg-user-dirs-gtk)をインストール
sudo aptitude install xdg-user-dirs-gtk

英語化実施
LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

ダイアログが立ち上がるので「Update Names」をクリック。以上。

パッケージのインストール設定変更(non-freeも含める)

WiFiのドライバーはオープンでないソフトウェアを使ってるため、 nonfreeパッケージもインストールできる設定へ変更。

sudo vim /etc/apt/sources.list

deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ jessie main contrib non-free deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian jessie main contrib non-free 上記のようにmainの後ろにcontribとnon-freeを追加します。
以下の行も同様に修正して保存終了。

パッケージリストをアップデートしておきます。
sudo aptitude update
これでflash playerとかも入れられるようになります。

WiFi用モジュールのインストールと設定(本日のメインディッシュ)

モジュールインストール

さっそくWiFiモジュール(ドライバみたいなもんです)をインストールします。
sudo aptitude install firmware-realtek

インターフェイスの設定

ネットワークインターフェイス設定ファイルに最小限の設定を追加
vi /etc/network/interfaces

以下をファイルの最後に追加しておきます。
allow-hotplug wlan0
auto wlan0
iface wlan0 inet dhcp
iface wlan0 inet6 auto

上記は無線インターフェイス名をwlan0としています。
IPアドレスはDHCPで自動割り振り。IPv6については自動設定(これは不要かも?分かる人教えて)。

無線設定ソフトで設定

こっからGUIで設定します。
メニューボタン(Winのスタートボタン位置)から、
インターネット→wicd Network Managerを開く。

更新ボタンの横の「v」マークでメニューを展開して、設定を選択。
一般設定タブの無線インターフェースのところが空欄になってるので、「wlan0」と入力。
(wlan0は先にinterfacesファイルで設定したインターフェイス名)
OKで保存。

これで検索ボタンを押すとアクセスポイントが表示されるはず。
セキュリティがかけてあると、接続ボタンを押した時点でパスを求められるので入力。

結構簡単に書いてますが、更新ボタンを押しても表示されずはじめは焦りました。
設定ソフトの設定でインターフェイス名をいれたら認識されるようになりました。
この試行錯誤の間に何回か再起動してたりするので、アクセスポイントを認識しないようなら一度再起動してから実行してみてください。

WiFiモジュールの起動時読み込み設定(接続速度向上対策)

ここまでの設定で一応はつながるようになりましたが、このままだと接続速度が遅いっ!みるみるうちに接続速度が下がって10~100kbps程度になってしまいます。ナローバンドでももっと出てるよ…
ubuntuなどでもこういう状態になってるようで、搭載されてるWiFiデバイス「rtl8188」ってのがLinuxと相性があまりよくないみたいです。ということでWiFi速度改善を図ります。

まだ完全に満足するレベルではないですが、とりあえずは1Mbps程度の速度が出てるので良しとしてます。

参考URL

ubuntuフォーラムの記事
ubuntuフォーラムの記事その2

上記参考URLではモジュールを読み込む際のオプションを色々変えてみろということみたい。特にパワーセーブ関連。記載のあったのは以下3つ。
swenc=1
fwlps=0
ips=0
このなかで、swenc=1は全く効かず。fwlps=0はまぁまぁ。ips=0で一度7Mbps程度出るようになって喜んだのも束の間、再起動したら再現しなくなってしまいました。
ということでちょっと不本意ですが、fwlps=0のみ有効にして1Mbps程度の速度が安定して出せるところで妥協することにします。

さて、起動時にモジュールを読み込む際にオプション設定はどうやっていじったらいいんだろうか?どうやら/etc/modprobe.d/modesetting.confへ記載して置けばよいらしい。
(本当は/etc/modprobe.d/以下に設定を書いたファイルをぶち込んでおけばファイル名は問わないっぽい。)
vi /etc/modprobe.d/modesetting.conf

以下一行を追加しておきます。
options rtl8188ee fwlps=0

これで起動時にfwlps=0のオプション付きでWiFiモジュールが読み込まれるようになります。
ひとまず安定しているので、暫く使ってみようと思います。
今回は以上です。お疲れ様でした。

しか~し!まだ気になってることがあります。電源管理です。
なにも設定していない状態でバッテリーは4時間ぐらいは持ちますが、そのあといきなり電源が落ちて焦りました。
ぶっちゃけLXDEではデフォで電源管理されてないらしい。
ということで次回は電源管理の設定を書く予定。

2015年5月10日 作成/公開
camelinsect

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